展示内容
 
資生堂デザインfor MEN
資生堂のモノ創りの根幹には「商品をしてすべてを語らしめよ」という初代社長 福原信三の言葉があります。 資生堂には、 和魂洋才の考え方が息づいています。 社名は中国の古典『易経』から取り、 ビジネスやデザインは洋風のものを取り入れ日本的なものとブレンドさせ、 いつの時代も新たな独自のデザインを創造してきました。
そして、 これまで生み出されたパッケージの洗練されたフォルムと美へのこだわりは、 現在まで根底に流れる「ジャパンオリジン」の精神としてデザインの中に受け継がれ、 その遺伝子はこれからも伝わっていきます。
資生堂は1898年に「オイトリキシン 花かつら」という水油を発売し、 男性にも使えることを 広告で謳ったのが始まりです。 そして、 本格的に男性化粧品を打ち出したのは、 1959年「資生堂フォアメン」の発売からです。 その後多くの男性用化粧品は女性の化粧品と同様に、 ライフスタイルの提案とともに、 新たなデザインが創られました。
歴史を持つ資生堂デザイン。 時代は変わっても資生堂のモノ創りに込める精神は変わりません。
 
 
資生堂メン インテリジェント パッケージデザイン
(2004年度グッドデザイン賞受賞)
デザイナー:CD&AD工藤青石 D信藤洋二
 
「シセイドウ メン」のパッケージは、 男性の内側に潜む二律背反的な要素「強さ」と「優しさ」を、 直線と曲線の組み合わせと、日本的なエレガンスさとともに表現した。
キーワードを「柔と剛」「インテリジェンス」「ジャパンオリジン」として、 男性にとって本格感があり、 いつまでも使い続けられるデザインを追求。 円柱からその両サイドを切り取ったパッケージは、 知性を象徴する「本の形」を連想させ、 優れた収納性と同時に、 持ちやすさと使いやすさを実現した。 また、 カラーはシルバーを基調としたモノトーンでまとめ、 高機能性・サイエンス性・スキンケア性を表現している。 時代は変わり、 スキンケアが変わり、 すべての男の顔に力をもたらす。
グッドデザイン賞の受賞歴 
総受賞数:27件
 
 
 
 
 
 
株式会社資生堂
Japan Design...
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