三井不動産株式会社
Japan Design...
展示内容
三井不動産グッドデザイン賞受賞暦(2000-2005)
「デザインに注力したオフィス開発」、 「経年優化する住宅開発」 「環境に配慮した住宅開発」 「フロンティアを開拓する住宅開発」 「デザインに注力した住宅開発」 という大きな5つのテーマのもと、 受賞にいたった作品を紹介。
 
 
(1) デザインに注力したオフィス開発
これからのビジネスの世界は、 決して無機質なものであっていけない。 都心に確保された単なる事務スペースから、 知的生産活動の拠点としての見直し。 ここで働く人の感性を、 創造力を、 どこまでサポートできるか。 美しいデザインにも注力しながら環境にも配慮した。
 
 日本橋一丁目ビルディング
(2004年度グッドデザイン賞受賞) 
デザイン設計: コーン・ペダーセン・ フォックス・アソシエイツ  
 
東京都中央区日本橋一丁目の 東急百貨店日本橋店跡に誕生した、 地上20階地下4階建ての高層棟と 地上2階地下2階建てのアネックスからなる オフィス・ 商業施設等の複合ビル。当ビルが位置する日本橋は、 五街道の起点として江戸時代から商業の中心地として栄え、 近年は官民一体となって街の活性化に向けた活動が活発に進められているエリア。 建築にあたっては、 ガラス貼りの柔らかな曲面と力強さのある重厚な石の壁を組み合わせることにより、 日本橋エリアの特性である、 先進性と歴史性を象徴するファサードデザインとした。
 
 
(2) 経年優化する住宅開発
土地の歴史性・物語性の連続性を重視し、 分譲後も時が経つにしたがって その価値が高まっていくことを目指している。 建物(ハード)は経年劣化する部分もあるが、 開発理念と連続性を重視した その土地の歴史と物語は経年するにしたがって むしろ「優化」することを目指している。
 
ファインコート三鷹
(2004年グッドデザイン賞) 
設計:株式会社トリプル・エー 代表取締役 松橋弘明
株式会社三井ホームデザイン研究所 村上義男
株式会社アレス建築設計事務所 取締役 井上要
楓設計事務所 高橋正道
総合監修:梛設計事務所 村岡芳和
 
敷地にあった数多くの既存樹木をすこしでも多く残し、新たな町並みを創出した。
 
(3) 環境に配慮した住宅開発
周辺土地の環境面に配慮し、 環境との調和、 環境の保全、 環境の好転に寄与することを目指している。 開発にあたっては、 自然環境の保全、 従来環境の維持、 新たな環境価値の追加を理念として据えている。
 
パークシティ成城
(2004年グッドデザイン賞)
デザイン設計:株式会社ミサワアソシエイツ一級建築事務所 代表 三沢亮一
所長 松原聡
株式会社プレースメディア 代表 吉村淳一
設計施工:三井住友建設株式会社
 
緑や水、 動物たちとの共生を実現させた住宅。 既存樹木と植樹樹木との調和を重視。
 
(4) フロンティアを開拓する住宅開発
都心の中にあって 住環境として優れたポテンシャルがありながら、 従来住宅地として開発されていなかった土地を開発(リノベーション)することによって、 豊かで潤いのある都心居住の生活スタイルを提案している。 特に超高層共同住宅については、 単に建物の高さを誇るのではなく、 高くしたことによって産み出される敷地の余裕、 水辺(河川・港湾)との接点の有意義な利用を目指している。
 
センチュリーパークタワー
(2000年グッドデザイン賞)
設計:株式会社日本設計三井建設株式会社一級建築士事務所
 
工業地帯のリノベーション、 親水性の高い河川堤防開発。
 
 
(5) デザインに注力した住宅開発
住宅開発に当たって 意匠・デザイン面に注力した開発を実施している。 これは住まう方々の生活を 豊かで潤いのあるものにすること、 周辺環境のランドマークとして良質な建築物を建築することがその主たる目的である。 単に斬新なデザインを施すのではなく、 日本古来のデザインや伝統的な職業技術を現代の住宅に活かすことを目指している。
 
パークマンション千鳥ヶ淵
(2005年グッドデザイン賞)
デザイン監修:株式会社内藤廣建築設計事務所
設計施工:鹿島建設株式会社
桜の名所として名高い千鳥ヶ淵に面し、 東京の中心でありながら緑あふれる希少性の高い立地にある。 開発にあたっては、 「日本が誇れるマンション」をキーワードに、 ハード・ソフト両面で最高レベルを目指した。 免震工法の 採用やSI(スケルトン・インフィル)対応、 最大3mの居室天井高、 左官職人・久住章氏をはじめとした3人の匠が手仕事により仕上げた天然素材を活かした共用部など、 時間とともに風化しない質を追求した。
 
三井不動産のTODAY & TOMORROW
2005年に竣工した「日本橋三井タワー」、 2007年竣工予定の都市再生開発モデル、 「東京ミッドタウン」を紹介。
 
日本橋三井タワー
デザイン:シーザー・ペリ アンド アソシエーツ
(Cesar Pelli & Associates Inc.)
 
1929年に竣工した 三井本館(1993年重要文化財指定) の歴史・文化を受け継ぎつつ 日本橋地区の再開発を両立するというコンセプトのもと 建築された都市再生の象徴ともいえる超高層ビル。 伝統と先進性を調和させた ハイグレードなオフィスビルであると同時に、 地域への開放性も兼ね備えた、 人と街の調和をはかった 日本橋地区のランドマークとなる建物。
三井グループゆかりの地に建つ この「日本橋三井タワー」には、 世界有数の高級ホテル「マンダリン オリエンタル 東京」が日本に初進出。 隣接する三井本館には「三井記念美術館」が開館。
東京ミッドタウン
デザイン:スキッドモア・オーウィングス・アンド・メリル 他 (Skidmore, Owings & Merrill LLP)
 
「Japan Value」 日本の新しい価値を、 この街から世界へ。
21世紀の日本を代表する街をつくりたい。 それが東京ミッドタウンの出発点。2007年春、 日本ならではの価値と感性で生み出される、 世界に類を見ない独創的な街が誕生する。
東京、 六本木という、 オフィス、 ホテル、 商業、 住宅のいずれにも高いポテンシャルを持ったエリアにおけるプロジェクトであり、 それぞれの相乗効果により、 更に高い価値を創造するという大きなテーマを持っている。 その実現のために「ザ・リッツ・カールトン東京(仮称)」の進出、 安藤忠雄設計、 三宅一生運営による「21_21 Design Sight」、 隈研吾氏設計による「新サントリー美術館」の移転、 デザインの産学連携の新たな拠点(仮称)東京ミッドタウンデザインハブ、 米国Johns Hopkins Hospital提携のクリニックなど、 最先端のさらに一歩先を行く新たな価値創造を実践する “複合的都市づくり” を目指している。 全体設計には日本の石庭など、 「日本的」な要素がちりばめられている。
グッドデザイン賞の受賞歴
総受賞数:21件
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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