松下電器のデザイン部門は1951年に創設され、 以来、 商品の開発を通じて日本のプロダクトデザインの発展に 大きく寄与してきました。 その一方、 業容拡大と共に組織が分散し、 ブランドとしてのデザイントータリティーを打ち出し難くなっていました。
こうした背景の中、 2002年4月、 全社構造改革の一貫として事業部門ごとに分散していたデザイン部門を統合し、 パナソニックデザイン社として新たなスタートを切りました。
パナソニックデザイン社は、 松下グループの事業ビジョンである 「ユビキタスネットワーク社会の実現」と 「地球環境との共存」に貢献するため、 明快なデザインアイデンティティーと 際立ったユニバーサルデザインの確立を通じて、 革新デザインの創出に取り組んでいます。
展示内容
ＡＶＣネットワーク商品のデザインプロトタイプ
パナソニックのすべてのデザインには、 パナソニックデザイン社が定めたプログレッシブ、 センシティブ、 タイムレスの3つの「デザイン価値」が具現化されています。 今、 グローバル化はもとより、 生活シーンの中でもユニセックスやユニバーサルデザインなどに見られるように、 男女や年齢などの壁がなくなり、 価値観が融合するボーダレス化が進行しつつあります。
今回の展示品は、 こうした時代の価値観を統一したデザインで表現した AVCネットワークプロダクトの デザインプロトタイプです。 この統一デザイン表現は、 パナソニックの商品に順次、 応用展開しています。
映像では、 このAVCネットワークプロダクトの 統一デザインのほか、 アプライアンスプロダクトの統一デザイン、 さらに 当社の代表的なグッドデザイン選定商品について 紹介しています。
グッドデザイン賞の受賞歴
総受賞数：2299件
（松下電工株式会社、ナショナル自転車工業株式会社は含まず）
主な特別賞受賞：
