会場内すべてのグッドデザイン賞ノミネート、 デザインコミュニケーションブースを対象に、 来場者が選ぶ「GDPアワード2007」を実施します。 今気になるデザイン分野がある方、デジカメにはうるさいぞ、というあなた。 対象ユニットをくまなくチェックしてみてください。 隠れた名作、こだわり派にはたまらない、 グっとくる製品の数々があなたの投票をまっています! |
本年8月24日〜26日のGDP(グッドデザインプレゼンテーション)は、3日間の来場者数約3万8千人と、今年も多くの方にご来場いただきました。ありがとうございました。
さて、会場にてGDPアワードに投票頂いた方、長らくお待たせいたしました!
GDPアワード、投票結果のお知らせです。
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*自動車部門は10位の中に3作が入る人気振り。実際の車体を間近で見られた事もあり、その魅力が充分に伝わった結果といえるでしょう。
また、30位までをみると、A12ユニットから5作がノミネートされ、生活に身近な分野の関心が高かったようです。また、B03の環境デザイン部門からも自然環境との共存や、「日本のふるさと」での取り組みなど、4作が選ばれ、意識の高まりが感じられました。
各部門内で多くの人が投票し、圧倒的人気を誇ったのは、みんばのひろばふじ幼稚園、ランボルギーニ・ガヤルドスパイダー、伊勢丹本店屋上庭園。それぞれユニット投票総数中、1割以上の方が「一番気に入ったもの」にあげ、たくさんの方の支持を集めたことがわかります。
企業・学校によるデザインプレゼンテーションゾーン、「デザインコミュニケーション」の結果は、このような結果になりました。
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*ほぼ実車に近いコンセプトモデルを展示したHONDAブースは、17%以上の票を集め堂々の第1位。そう遠くない「未来」を予感させるデザインのパワーが十分に伝わった結果でしょう。また、期間中にはダイソンのエンジニアによるワークショップなども実施したダイソン+多摩美術大学のブース。来場者も、ほぼ製品と見まごう多摩美生の作品を手に取り、生徒との会話を楽しんでいました。また、同票3位にはTOTOとウィルコムがエントリー。そのまま住んでしまいたいと思わせる最新の製品が勢揃いしたTOTOブースには、「幼児用水まわり器具」のコーナーもあり、楽しみながら企業が取り組むユニバーサルデザインを実感できる展示でした。また、2年連続「中に入れない」ウィルコムブースは、今年は本格的なWILLCOMショップをオープン。クマ型の壁の隙間からのぞくと、同社の大人気プロトタイプ、くまフォンや、GDPで初公開されたeneloopフォンなどがディスプレイされ、ケイタイの楽しい未来を垣間みる事ができました。また、小型ブースながら5位に入り検討した東北芸術大学プロダクトデザイン学科。東北の豊かな自然の中で自由にデザインに取り組む中から生まれた、純粋で創造性あふれるデザインに、来場者も興味津々の様子でした。