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受賞結果速報


2006年度グッドデザイン賞   受賞結果発表

1,034件がグッドデザイン賞を受賞

大賞候補となる「ベスト15」はじめ各特別賞も決定

 

総合的デザインプロモーション機関である公益財団法人日本デザイン振興会(東京都港区、会長:山口信夫)は、本年度で創設50周年を迎えたグッドデザイン賞(Gマーク)の2006年度受賞結果を10月2日に発表しました。
2006年度のグッドデザイン賞は4月26日から6月7日にかけて、「商品デザイン部門」、「建築・環境デザイン部門」、「コミュニケーションデザイン部門」、「新領域デザイン部門」の4つのカテゴリーで応募を受け付けました。喜多俊之審査委員長、赤池学/奥山清行審査副委員長を筆頭とする総勢73名の審査委員による厳正な審査の結果、2,918件の審査対象に対して、合計1,034件の受賞が決定しました。この中には、グッドデザイン賞「ベスト15」「エコロジーデザイン賞」「ユニバーサルデザイン賞」「グッドデザイン中小企業庁長官特別賞」などの特別賞が含まれています。

2006年度グッドデザイン賞受賞状況


 
 部門 受賞件数 受賞社数
 商品デザイン部門 854 426
 建築・環境デザイン部門 101 94
 コミュニケーションデザイン部門 30 21
 新領域デザイン部門 49 48
 合計 1,034 574
 
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グッドデザイン賞(Gマーク)とは


グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承して、1998年より公益財団法人日本デザイン振興会の主催事業となった、わが国唯一の総合的デザイン評価・推奨システムです。
グッドデザイン賞はこれまで約50年にわたり、3万点以上もの「優れたデザイン」を選び続けてきました。近年はさらに、広告や雑誌、映像やウェブサイト、プロモーション活動など、あらゆるコミュニケーションメディアを対象とする「コミュニケーションデザイン部門」と、デザインが中心となって進められた次世代を担うビジネス活動や地域振興プロジェクトなど、デザインを活用した新しい取り組みを対象とする「新領域デザイン部門」を設けて、デザインが果たす役割を広い視点から評価、社会に推奨しています。
現代はさまざまな領域で「良いデザイン」が求められている時代です。デザインが新しい産業と社会をリードするために、「グッドデザイン賞」は「良いデザイン」を生み出すための社会的なインフラストラクチャーとして、より「豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」を開拓し、新しい時代の文化と生活を具体的に築き上げていく活動に取り組んでいます。

 
グッドデザイン賞のウェブサイト
 

グッドデザイン特別賞とは


「グッドデザイン賞」に選ばれた対象の中から、さらに社会、文化、生活といった観点で特に優れたものに対して、「グッドデザイン特別賞」を贈呈しています。「エコロジーデザイン賞」「ユニバーサルデザイン賞」「インタラクションデザイン賞」の各賞(テーマ賞)と、「グッドデザイン中小企業庁長官特別賞」、「日本商工会議所会頭賞」は、各審査部門の代表委員により構成する特別賞審査会が審査します。さらに、日本から世界に向けて新しいデザインを発信していくという方針のもと、海外より招聘した審査委員を交えた特別審査会を実施し、最も優れた対象を「ベスト15」として15件選出しました。この「ベスト15」の中から、本年度の「グッドデザイン大賞」が選ばれ、「グッドデザイン金賞」が決定されます。

 
特別賞一覧を見る
 
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グッドデザイン大賞の選出について


「グッドデザイン大賞」は、その年の象徴として、デザインの今日的課題や未来への展望を広く社会に向けて語るという役割を担っています。その選出は、審査委員、審議委員とすべてのグッドデザイン賞受賞者の投票によって「ベスト15」の中から行われます。今年度は、10月25日に開催される表彰式にて決定します。

 
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