■グッドデザイン賞は990件が受賞 ■グッドデザイン金賞など特別賞には52件が決定 ■グランプリは6件の中から受賞者の投票により10月30日に決定 |
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日本唯一の総合デザインプロモーション機関である公益財団法人日本デザイン振興会(東京都港区、会長 山口信夫)は、2002年度のグッドデザイン賞(Gマーク)の受賞結果を10月1日に発表した。 グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承し、1998年、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する事業として新たにスタートした総合的なデザイン評価制度。 |
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2002年度は、審査委員長として昨年に引き続き国際的に活躍するインダストリアルデザイナーの川崎和男氏を、審査副委員長には武蔵野美術大学教授の森山明子氏を迎え、日本を代表するデザインの専門家62名の審査委員が3カ月をかけ厳正な審査を行った。 審査は、企業からインターネットを通じ4月から約2カ月間応募を受け付け、そのデジタル情報をもとに実施した1次審査(7月2日から31日)と、それを通過した全審査対象の現品を東京ビッグサイトに集めて行う2次審査(8月28日、29日)の2段階で進められた。 その結果、2002年度は990件(463社)がグッドデザイン賞(グッドデザイン賞審議委員会賞)を受賞。さらに、9月20日に行った特別賞審査会において特別賞52件が選出された。 |
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グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞):14点/エコロジーデザイン賞(経済産業大臣賞):3点/ユニバーサルデザイン賞(経済産業大臣賞):2点/インタラクションデザイン賞(経済産業大臣賞):1点/グッドデザイン中小企業庁長官特別賞(中小企業庁長官賞):6点/ロングライフデザイン賞(経済産業省製造産業局長賞)25件 また、2002年度より新設した日本商工会議所会頭賞には「八幡ねじのデザインマネージメント」が選出された。 なお、すべての受賞対象の中から最も優れたデザインに贈られる2002年度のグランプリ「グッドデザイン大賞」には、特別賞の中から下記6点がノミネートされた。大賞選出は10月30日に開催する表彰式において、グッドデザイン賞受賞者(990名)と審査委員(62名)による投票で決定される。 |
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●2002年度グッドデザイン大賞ノミネート →「2002年度 グッドデザイン大賞候補」へ
※表彰式日時:2002年10月30日(水) 14:00〜 オークラホテルズ&リゾート「ホテルイースト21東京」イーストホール |
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■グッドデザイン特別賞とは 「グッドデザイン賞」を受賞したものの中から、特に優れたものに対し「グッドデザイン金賞」が授与されます。また、「エコロジーデザイン賞」「ユニバーサルデザイン賞」「インタラクションデザイン賞」のテーマ賞や、「グッドデザイン中小企業庁長官特別賞」「ロングライフデザイン賞」などの特別賞も授与されます。また、初の民間賞となる「日本商工会議所会頭賞」が2002年度に新設されました。さらにこれらの特別賞の中から今年度最も優れたもの1点にグランプリ「グッドデザイン大賞」が贈られます。 |
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■グッドデザイン大賞の選出について 最高賞であるグッドデザイン大賞は、そのデザインが優れているだけでなく、今日のデザインや将来に向けての展望を、広く社会へ向けて語る「シンボル」としての役割をも担うものです。昨年度までのグッドデザイン大賞選出は、有識者による審査会によって行ってきましたが、本年度はより広範な意見を聞きデザイン界の総意となるグランプリを選ぶために、グッドデザイン賞受賞者と審査委員による投票方式に改めます。10月30日に開催する表彰式において、ノミネート6件の担当デザイナーによるプレゼンテーションを行い、この後に受賞者(990名)と審査委員(62名)の全員が投票を実施し、その場でグッドデザイン大賞を選出します。「選ばれた方と選んだ方とが共に選ぶグランプリ」に輝くのは、果たしてどのデザインか。その結果は10月30日に明らかになります。 |
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■2002年度グッドデザイン賞受賞状況 | ||||||||||||||||||
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(10月1日プレスリリースより一部抜粋) | ||||||||||||||||||
2002年10月1日 公益財団法人日本デザイン振興会 Gマーク事業部 |