デザイン部を社内に持ち多くの新人クリエイターを育てながら、発行する全ての雑誌において高水準のエディトリアル・ビジュアルデザインを生み続けるシステムを作り上げている出版社のデザイン活動。雑誌ごとにアートディレクターを一人ずつ置き、雑誌の持つ統一感を重視するなど、「ロッキングオン的な」と総称されるまでの高レベルのエディトリアルデザインの方法論を展開している。新しい才能を発掘し育てていくという企業姿勢、アートディレクションを中心に置いたビジュアルコミュニケーション重視のエディトリアルデザインスタイルを確立している点が評価された。
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