3月11日に起きた未曾有の大震災から5ヶ月余りが経ちました。
あらためて、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
日本デザイン振興会では、未来に向け、東北・茨城エリアのデザイナーの活動と
地場産業復興のお手伝いをすべく、各地域行政や団体・機関などと連携し、
活動を進めています。
中央通路のつきあたりは、「Area Aid Design Project」特設エリア。各地域でデザインを活用したビジネスを展開する幅広い業種の企業・デザイナー計100社のデザインを紹介しています。
地域に伝わる伝統工芸の技を活かしたデザイン、地場の資源を活用したプロダクトや、地域を活性化するコミュニケーションデザインなど、東北・茨城エリア発の明日をひらく産業やデザインを展示します。
27日(土)15時からのArea Aid Design Projectスペシャルステージでは、参加企業が自社のビジネスを紹介するプレゼンテーションや、青森・秋田・仙台のデザインプロデューサー、インキュベーターを招いてのトークセッション「これからもっと東北〜デザインとものづくりの大地へようこそ」など、東北・茨城のものづくり産業とデザインに焦点をあてた企画を実施。あおもりシードルのサービスもある交流会も行いますので、ぜひご参加ください。
今年の空間アイコンは会場中央、メインステージ頭上に輝く、直径7mのLEDインスタレーション「GOOD GLOBE」。14,000個ものLED球を球形に形づくったもので「みんなの希望や未来への思いが集う場」を象徴するものです。
このインスタレーションの消費電力はわずか890W。家庭用ルームエアコンと変わらない電力で輝きを保っています。
その他、グッドデザインエキスポ2011では、展示照明のLED化や省電力化を進め、会場全体の電気使用量は対前年比53.6%減を実現しています。節電の夏、デザインがもたらす「豊かさ」を空間デザインからもお届けします。
「GOOD GLOBE」は、シャープ株式会社のご協力により、会場外に設置された18枚の薄膜太陽電池で発電しています。*雨天・曇天時は除く薄膜太陽電池は、ガラス基板の上にシリコンを薄く堆積させた構造。結晶太陽電池に比べて高温時に変換効率が低下しにくく、南欧など高温地域における大規模太陽光発電施設としてのニーズが急激に高まっているものです。
会期中、「GOOD GLOBE」用の電力を供給している薄膜太陽電池を見学するツアーを実施します。参加ご希望の方は、右記ツアー実施時間に会場メインステージ後ろのラウンジコーナーまで直接お越しください。
実施時間:27日(土)12時〜/15時〜 28日(日)12時〜
集合場所:3分前までにGOOD GLOBEの下のラウンジコーナーに集合
所要時間:約20分
「グッドデザインプレゼンテーション」として2001年に始まった二次審査会場の一般公開。
関係者のみに限定公開されていた会場を一般に公開する、 画期的なものでした。
その後「グッドデザインエキスポ」と名前をかえ、多くの方にご来場頂くイベントとなりました。
夏の風物詩になっていた「グッドデザインエキスポ」も今年が最後。
来年からは、秋に時期を移し、「グッドデザイン賞受賞展」として開催いたします。
来場いただいたみなさま、ご出展頂いた全ての企業のみなさま、10年間、ありがとうございました。
来秋、よりバージョンアップした「グッドデザインエキスポ」で、またお会いしましょう!
出展企業一覧 終了
出展デザイン情報公開! 終了
応援メッセージ 終了