2009年度グッドデザイン金賞
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09B07006
ハイブリッド乗用車

受賞番号:09B07006

受賞対象名:

ハイブリッド乗用車[インサイト]

受賞企業名:

本田技研工業株式会社

プロデューサ名:

本田技研工業株式会社

ディレクター名:

株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター 常務取締役 デザイン開発室 室長 海老澤 伸樹

デザイナー名:

株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター デザイン開発室 第1ブロック 主任研究員 名倉 隆/デザイン開発室 第4ブロック 研究員 樺山 秀俊

 

概要

「新時代コンパクトスタンダード」をコンセプトに、優れた環境性能・高効率で使い易いパッケージ・軽快で気持ちの良い走り、をより多くのお客様に乗って頂けるお求めやすい価格で提供することを目指して開発したハイブリッド専用車。空力性能の追求により鍛え抜かれた走りの形を実現したエクステリア。ドライバーにとっての操る楽しさ、同乗する人への爽快感、ハイブリッドカーらしい先進感を融合させたインテリア。ドライバーの低燃費運転を支援するエコロジカルドライブアシストシステムを標準装備し、更なる燃費の向上を図った。これらの取り組みにより、より多くの人にお乗り頂く事で地球環境に寄与するクルマ。

 

デザイナーのコメント

エクステリアデザインはスタイルだけではなく、空力性能に裏付けられた走りの形を目指し「エアロアスリート」をテーマに、インテリアは車ならではの操る楽しさとハイブリッドの未来感,先進感を融合し、エモ-ショナルハイブリッドインテリアとした。より多くのお客様が積極的に環境負荷の低いクルマを選んで頂けるように、高効率なパッケージと、低全高で空力性能も良く燃費に寄与できるデザインを目指した。

 

審査委員のコメント

軽量、コンパクト設計により5ナンバークラスとしてのデザインに成功し、小型車としてのハイブリッドカーのあり方に一石を投じている。また、ドライバーにハイブリッドカー独特の操作性を強いることなく、従来のレシプロエンジン車の持つ操作感で運転できる細かい気配りから生まれたインターフェイスは「走りのホンダ」のイズムが感じられ、ホンダのグリーンマシーン戦略の基幹車種と位置づけるに相応しい。ハイブリッドカーは空力特性をふまえたスタイリングのコンセプトとして、結果的に類型化を招く傾向もあり、いっそうの開発の深化を通じてよりデザインが発展していくことも期待したい。

 
※ より詳しい情報は[グッドデザイン ファインダー]でご覧いただけます。
 
 
 
 
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