2008年度グッドデザイン金賞
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08C13067
デジタルスチルカメラ

受賞番号:08C13067

受賞対象名:

デジタルスチルカメラ[RICOH GR DIGITAL II]

受賞企業名:

株式会社リコー

プロデューサ名:

株式会社リコー パーソナルマルチメディアカンパニー カンパニープレジデント 湯浅 一弘

ディレクター名:

株式会社リコー 総合経営企画室 総合デザインセンター 百瀬 明

デザイナー名:

株式会社リコー 総合経営企画室 総合デザインセンター 奥田 龍生、栗田 正博、諸星 博、高野 麻由

 

概要

プロカメラマン、写真撮影を趣味とするハイアマチュアのサブカメラ ■画像の隅々まで冴えわたる解像感と低収差の「GR LENS」搭載。F2.4/f=5.9mm (35mm判カメラ換算28mm)■堅牢で軽量なマグネシウムダイキャストボディーは薄さ25mm、ポケットに入るスリムなフォルムを実現■「GR LENS」の解像力を引出す、有効約1001万画素1/1.75型CCD■画像モニターを見ながら水平出しができる電子水準器搭載■卓越したカスタマイズ性と操作性を誇るFn(ファンクション)ボタンやマイセッティングモードは前身機からの進化■オートによる誤操作を防ぐ手動ポップアップ式内蔵フラッシュ搭載

 

 

デザイナーのコメント

発売以来、多くの人々に支えられてきたGRシリーズが、これからも“表現者のための道具”であり続けるためには、使い込んで手に馴染んだ部分を残しつつ、より快適に写真撮影が行えるように細部の改良や新機能の追加を重ね、道具としての完成度を高めていくことが大切であると考えた。むやみに新しくせず、大切なことは守り、進化させていく部分を見極めることも、「正統進化」と呼びたい良い商品作りに必要なことだと思う。

 

 

審査委員のコメント

次々に新製品が発売されるデジカメ市場において、当初よりハイアマチュアユーザーを想定し、ロングライフ性のあるデザインを志したシリーズ。コモディティ化しないものづくりをめざし、インダストリアルデザインの領域から商品寿命を長くしようと取り組んでいる商品性を評価したい。(村田智明)

 

 

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※ より詳しい情報は[グッドデザイン ファインダー]でご覧いただけます。

 

 
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