2008年度グッドデザイン金賞
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08A01033
ヒューマノイド型ロボット

受賞番号:08A01033

受賞対象名:

ヒューマノイド型ロボット[オムニボットワンセブンミュー アイソボット]

受賞企業名:

株式会社タカラトミー

プロデューサ名:

株式会社タカラトミー 開発本部 戦略開発室 室長 小林弘志

ディレクター名:

株式会社タカラトミー 開発本部 シーズ開発グループ グループリーダー 渡辺公貴

デザイナー名:

株式会社タカラトミー 開発本部 戦略開発室 シーズ開発グループ エキスパート 苑田文明

 

概要

2007年ギネス世界記録にも認定された世界最小の2足歩行人型ロボット。身長は人の1/10である16.5cm、体重は1/150の350gです。完成品で簡単に操作できます。独自開発の超小型サーボモーターを17個を使用し、ジャイロセンサーも搭載し歩行時にバランス補正を行います。特定の言葉による入力もでき、コントローラーで簡単にアクションプログラムも組めます。多彩な声や効果音、音楽などをアクションに合わせて出し、家庭で愛されるフレンドリーなキャラクターを持っており、約200のアクションがあらかじめプリセットされています。サンヨーのエネループ充電池&充電器も付属しており、省エネルギーで動くのも特徴です。

 

 

デザイナーのコメント

世界最小の2足歩行ロボットを目指して開発された基本メカに、“人型(ヒトガタ)”の形と性格を与えるのが自分の仕事でした(ソフト部分もディレクション)。タカラトミーは以前からOmnibotというシリーズで一般家庭にロボットを普及したいとチャレンジしてきました。その意思を受け継ぎ、愛されるロボットをめざしてデザインを進めました。

 

 

審査委員のコメント

組立て済みの2足歩行人型ロボット。完成品なので誰でもすぐに遊べる。簡単な操作で驚くほど多彩なアクションを見せ、日本のものづくりの美点である繊細な操作性と表現力は、理屈抜きに審査会場を沸かせた。ユーザーの求めていたものを手頃な価格で実現したことや、eneloop充電池3本とその充電器を付属という地球環境への配慮、1回の充電で1時間以上稼働する省エネルギー性も高い評価に値する。(左合ひとみ)

 

 

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※ より詳しい情報は[グッドデザイン ファインダー]でご覧いただけます。

 

 
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