2007年度受賞結果の概要

2007年度受賞結果概要

  • 2007年度グッドデザイン賞を1,043件が受賞

  • 各分野から特色あるデザインの数々が受賞

  • 初の内閣総理大臣賞(グッドデザイン大賞)候補には6件が選出

 

総合的デザインプロモーション機関の公益財団法人日本デザイン振興会(東京都港区、会長:山口信夫)は、2007年度のグッドデザイン賞受賞結果を10月1日(月)に発表しました。
グッドデザイン賞は、これまで50年以上にわたって、国内外のさまざまな分野の企業やデザイナーから応募されるデザインを対象に、社会をより豊かにするデザインを顕彰し推奨してきた運動です。今年度は4月17日から応募受付を開始し、2,945件の審査対象に対して、審査委員長に建築家の内藤廣氏、審査副委員長にインダストリアルデザイナーの奥山清行氏とデザインジャーナリストの森山明子氏を迎えた総勢71名の審査委員により、厳正な審査を行なってきました。

 

2007年度グッドデザイン賞受賞結果

 
 部門 受賞件数
 商品デザイン部門 777件
 建築・環境デザイン部門 124件
 コミュニケーションデザイン部門 81件
 新領域デザイン部門 61件
 合計 1,043件(受賞企業数:594社)
※審査対象数 : 2,945件

 

グッドデザイン特別賞

グッドデザイン賞「ベスト15」(内閣総理大臣賞1件及び経済産業大臣賞14件)
今年度のグッドデザイン賞全受賞対象の中でも、独創性、造形的な完成度、将来へ向けた提案性などで総合的に高い評価を得た15件が対象です。この15件の中から、今年度より内閣総理大臣賞となったグッドデザイン大賞の候補6件が選ばれており、10月25日に開かれるグッドデザイン大賞選出会場で公開プレゼンテーションを実施して、1件がグッドデザイン大賞に決定します。グッドデザイン大賞以外の14件はグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)になります。

上記のほか、ユニバーサルデザイン賞2件、エコロジーデザイン賞1件、インタラクションデザイン3件(以上、経済産業大臣賞)、グッドデザイン中小企業庁長官特別賞(中小企業庁長官賞)14件、日本商工会議所会頭賞2件、ロングライフデザイン賞(経済産業省製造産業局長賞)39件が選ばれています。

 

グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞(Gマーク)は、1957年に旧通商産業省が創設した「グッドデザイン選定制度」を継承し、1998年より公益財団法人日本デザイン振興会が主催する日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動で、世界でも有数の歴史と実施規模を誇るデザイン賞です。生活と産業のクオリティの向上に貢献するデザインを身の回りのさまざまな分野から見出し、これまでの半世紀以上で32,000件以上ものグッドデザイン賞として顕彰しています。