触れる地球 [ 地球を等身大スケールで体感する情報デザイン ]
概要「触れる地球」は宇宙時代の地球感覚を養う次世代の地球儀。温暖化や台風・津波の発生過程、渡り鳥の移動など地球のダイナミズムを生きた形で可視化するだけでなく、自分の手で回して裏側を見たり、「虫眼鏡」で地球上のいろいろな場所にズームインして、衛星の眼で地球を探索することも出来ます。実際の地球の1000万分の1というサイズも、たとえば厚さ10kmの空気の層もわずか1mmといったように、宇宙スケールを等身大化するための隠れた情報デザインです。ユーザーのニーズに応じてコンテンツを追加したり、レイヤーを重ね合わせたりできる「楽器」のようなメディアです。 デザイナーのコメント地球時代と言われながら、私たちの世界認識はますます狭い範囲に閉じ込められ、リアリティを失っています。真のGlobalismは、宇宙に浮かぶ一個のGlobeとして認識することから始まるのではないでしょうか?地球的な想像力の新たなプラットフォームをデザインすること。この地球儀はそれにむけての第一歩であり、ゆくゆくはこうした“生きた地球”が一家に一台、静かに激しく呼吸しているような未来を見据えています。 審査委員のコメントコンセプトが斬新であり、最新のテクノロジーをあくまで「人のために」適切に用いている。一人一人が実感を持って地球を認識することができ、地球とダイレクトなコミュニケーションを初めて可能とするメディアをデザインしている点を高く評価した。 [ コメントを記入する ]
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