東雲キャナルコート 中央ゾーン [ 江東区東雲1-9-11〜22 ]
概要「東雲キャナルコート 中央ゾーン」は建設戸数約2000戸の大規模開発プロジェクトです。街づくりにあたっては、各界のオピニオンリーダーで構成された「街並み街区企画会議」が、新しい都心居住の実現に向けた企画・コンセプト提案を行い、建築家チームやランドスケープ・照明・サインデザイナー及びUR都市機構と東京建物で構成される「東雲デザイン会議」が、そのコンセプト提案を踏まえ、まちづくりの概念を示す誘導型の「デザインガイドライン」をベースにまち全体のデザインをコントロールし、設計に取り組んでいます。6つに分けられた各街区には、建築家チームによる斬新な提案を採用し、新しい住宅像を打ち出しています。 デザイナーのコメント都市ならではの刺激や興奮、利便性の中で、楽しみながら趣味や仕事にアクティブに打ち込む。東雲キャナルコートが目指すのは、そんな人々が生活するまちづくりです。画一的な間取りや、横並びの単調な外観の集合住宅とは異なり、自由で斬新な発想の空間設計が、住む人の創造性を気持ちよく刺激し、思い思いのアイデアで自分らしく「住むことをデザインする」ことができるまちを提案しています。 審査委員のコメント再スタートした都市機構として提案された、従来の団地のイメージを刷新するデザイナーズ集合住宅(賃貸)である。企画、計画の各段階に応じて、事業者と建築・デザイン関係者による実効性のある会議が組まれた、というプロセス、マネージメントは高く評価できる。環境計画が、建築計画と初期から同時に進行したことで、内部に閉じず周辺の環境条件を取り込んで外へとつながりのある空間性を持たせている。敷地内外の施設部分は未だ途中で、今後に期待したいが、既に現地では、住む人々のここの生活への期待と愛着を感じることができる。 [ コメントを記入する ]
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