新領域デザイン部門


00F1869
Mimehand II/インタラクションデザイン
受賞者:株式会社日立製作所
デザイナー:株式会社日立製作所 公共システム事業部 原英一、萩原和歌子/株式会社日立製作所 デザイン研究所 高月宏明、松隈信彦、柳本学/株式会社日立製作所 中央研究所 竹内勝、安藤ハル

入力された日本語をキャラクターアニメーションによる手話に翻訳するソフトウエア。 手や指、表情の設定も細かく設定でき、方言やユーザー独自の表現も可能である。特にVer2では自然言語からの翻訳が可能となり、これにより、手話の啓蒙、聴覚障害者への情報提供を簡単化、低価格化も容易に実現できるようになった。 このソフトによって、より簡単に聴覚障害者と健常者が情報を共有することができるようになり、手話学習の用途だけではなく、様々なコミュニケーションの可能性を広げるツールとなりうる点が評価された。



新領域デザイン部門

00F1875
メディアテーブル/
インタラクションデザイン
受賞者:日本電気株式会社+
株式会社NECデザイン+タッチパネル・システムズ株式会社
デザイナー:株式会社NECデザイン 三澤純子、土屋健一、富永学、吉川健一+
タッチパネル・システムズ株式会社 営業・企画本部新事業開発部 高谷泰之/営業・企画本部製品企画部製品計画部 谷山雅幸

「情報を囲む」という新しいコミュニケーションスタイルを提案する円形状のメディアテーブル。ガラストップ上にコンピューター画像が映し出され、超音波方式のタッチパネルで操作する。テキストやオブジェクトが画面 上に浮き上がり、情報を見る人の側に回転する。映像を見やすく、また情報を手元に引き寄せることもできる。触りやすくするためのインタラクションデザインをハードとソフトの同時開発で実現した。 新しい表示方法によるコミュニケーションデバイスによって、グループ内の新しいコミュニケーションのかたちを、提案したものとして高く評価された。